好きな日に働いて、みんなでスマイル♪　なんてことはない

「好きな日に働ける」と話すと
「みんな笑顔で楽しそうな職場なんでしょうね」などと言われることがあります。

しかし実際は笑顔のない工場で、
もくもくと仕事をしている感じです。

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フリースケジュールなどで気持ちよい職場を目指すのと、
笑顔で溢れるのとは全く違う話なのです。

偉そうに書いてますが、
以前笑顔系を目指しましたが「これは違う」と思い方向転換しました。

「遊んでるみたいに楽しい」と
「仕事ならではの楽しみ・やりがい」を一緒にしてはいけません。

２つの楽しみを明確に分けて考えた時に
チームワークが生まれ
効率も品質も飛躍的に伸びたと思います。

■　例えば一時期ほとんどの作業で私語をOKにしていました　

・楽しく笑って効率アップ
・仲良くコミュニケーションをとりチームワークアップ

そんなことを考えていたのです。

もちろん作業は遅くなり、雑になっていきました。
しかしそれよりも重大なことに気づき始めました。
個別面談もよくするのですが、そこでチラホラ話が出てくるのです。

（全体ミーティング）

「話したくない気分の時もある」
「作業に集中したい時もある」
「話しかけられると手が止まりそうになる」

そして僕の中で一つの疑問が生まれました
「話をしてもいい」は「話さなければいけない」になっていないだろうか。

全体ミーティング、個別面談を繰り返し今は一部の作業のみ私語がOKになっています。もちろん全員が納得いく形になったとは思いませんが、これもうまくバランスをとったと思います。

平均して週に３～4日、1日8時間ほど働きます。
ずっと一緒に過ごすのです。
長い目で見ればメリハリのある関係や
仕事への取組みは自分達のためにもなります。

やりがいのある仕事のなかで
自然と笑みがこぼれる。
そんな会社になればと思います。