「天然エビ」なら何でも同じと思わないで!!
本物の美味しいエビを食べたい方は
パプアニューギニア海産の船凍天然エビをお試しください。
期待は裏切りません。
*本文は下記写真からです
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僕らの会社ではパート従業員は全員が同じ時給です。
1日目の人も、7年目の人も一緒。
殻むきが早くても、遅くても一緒。
月に数日出勤でも、毎日出勤でも一緒。
障がいがあっても、なくても一緒。
子育てがあっても、なくても一緒。
嫌い作業がいっぱいあっても、
好きな作業がいっぱいあっても一緒。
じゃあ、何を基準にしているのか。
自分なりにその日のベストを尽くしているか。
一生懸命仕事に取り組んでいるか。
それが基準。
会社が従業員の生活を大事に考え行動する。人は多様であるのだから、だれかを排除して場を保とうとするのではなく、お互いを認め支え合うことで場を保つ。会社が明確に意思を示す「誰も辞めさせない。皆で一緒にやっていく方法、方向を探す」と(ただし自分から退職の意思がある場合は一切引きとめない)。
「ずっと一緒に働いていく」という意識を持ちあうことで、居場所や地位を奪い取るよりも、いかにすれば争いのない職場を継続できるかを考える下地ができるように思う。そうなれば退職者も少ないし、効率や品質は自然と上がってくる。
そんな職場ならば自分のベストを尽くそうと思える。わざわざ嫌がらせや、会社の不利益になるようなことを考え行動などしない。基準である一生懸命をみんながクリアしていくことになる。
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でも時給一律というのはまだスッキリしないだろうか?
争わない職場というのは、基本的に一人一人の個性や多様性を認めることの様な気がする。自分がどう考えるか、行動するかが重要であって、誰々がどうとかこうとか、それを気にしなくなるような状況。人は人、自分は自分というやつ。。(しかし、そこがなかなか難しいのが人間であることは自覚している)
一つ一つの作業で見れば得手不得手やスピードの違いなど
目で見て明らかに差があることも少なくない。
自分はエビを剥くのは早いとしよう、
自分は休まず出勤しているとしよう、
体も健康でガンガン動けるとしよう、
誰よりも利益に貢献しているとしよう、
そこで一つ考えてほしい。
それは果てしなく永遠に続くのだろうか?
自分がこれから生きていく中で
自分はその力や能力を落とさずに永遠と優秀であり続けられるのか。
何か思いがけないことが起こる可能性はないのだろうか。
もしあなたに何か問題が起きた時
思いがけない事態になった時
出勤率が悪い、スピードが落ちたと時給を下げたほうがいいのだろうか。
僕はそうはしたくないと思っている。
そして時給が一緒だからといって、何かトラブルがあったあなたに同じようなスピードや体力や出勤率を求めはしないだろうと思う。
人は多様であり、それぞれの生活がある。
過去も現在も未来も支え合うことで
今を安心して心地よく生きていくことができるのではないだろうか。
時給は一緒であるけれど保険のようなものだと思ってはどうだろう。
人を思いやる気持ちと、
自分の幸せはとても近い場所にあるはずです。
頑張っていきましょう。
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2 Responses to 時給一緒という保険