会社としての原発への考え方

私達は青森県六ケ所村にある『再処理工場』に反対してきました。魚介類を扱うものとして、海を愛するものとして、放射能を海に捨てる工場は絶対にゆるせないからです。そして、核のゴミを未来の子供達におしつけるような行為を許せないからです。

そして今、福島原発の事故が起こり、たくさんの生産者が苦しんでいます。自分達が大切にしてきた土地や海が放射能で汚染されていく。お金で解決できる問題ではありません。

多くの人が自分達の土地を離れなければならない現実。
いつまで日本はこんな馬鹿げた核燃サイクルを推し進めるのでしょうか。

私達ははっきりと宣言します。

パプアニューギニア海産は原発に反対します。
即刻、原発を止めてください。
再処理工場や高速増殖炉などの核燃施設も全てやめてください。

また、再処理工場が本格稼働したら、海に放射能を捨てます。
その放射能は海流にのって東日本大震災の被災地に届くでしょう。

本当に東北復興を望むのであれば、
再処理工場の本格稼働などありえません。

そして、再処理工場の原料を作り出す原発も止めるべきです。

一人一人が声をあげ、
一つ一つの会社が声をあげ、
一日も早く原発に依存しない世界に歩んでいきましょう。

*写真は会社に貼ってあるポスターです。あまりに素敵で会社の一番目立つところに貼っています。ぜひ、見に来てください!!

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朝日新聞の投書欄に営業部武藤北斗の投書が載りました。
私達の想いです。

再処理工場本格稼働やめよ
会社員 武藤北斗(大阪府茨木市 35歳)

東日本大震災で被災し、宮城県東松島市から大阪に一家で移住した。私にできることは何か日々考えている。福島第一原発事故の放射能漏れは復興の大きな壁となっているが、国や事業者からの情報は不足し被災者は何を信じればいいのか分からない。そんな中、新たな脅威となりうるのが青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料再処理工場だ。
 実際の使用済み核燃料を使う試験を2006年3月から始めた同施設はトラブルが相次ぎ本格稼働が延期されている。稼働すれば通常運転で海と大気中に放射性物質が放出。海流にのり岩手・宮城・福島はもちろん、千葉の房総半島まで流れる事もある。事業者は大気や海水で充分に拡散、希釈されると言うが安全性への疑念は消えない。地震などによる電源喪失で冷却機能などが失われると高レベル放射性廃液が沸騰し水素爆発に繋がる恐れもある。
 危ないのは原発だけじゃない。この事実を関西で発信することが、私なりの東北復興支援の一つである

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