放射能(核種)検査報告


私達はパプアニューギニア産の天然海老のみ扱っています。
他の産地の海老は扱っていません。

福島原発事故が起こり、
日本だけでなく世界中へ放射能汚染が広がりました。

どこにどんな影響があるのか。
私達には分かりません。

震災後、再スタートに無我夢中であった私達は
パプアニューギニア産ということもあり、
自分達の海老の放射線測定をするという意識がありませんでした。

しかし、お客様からも数値の問い合わせが来るようになり、
食品を扱う会社としては、
まずは検査をして公表しようという事になりました。

原発の爆発事故が起きた今、
放射能が心配なのは当然のことです。

弊社では放射能の数値の基準をまだ設けていませんが、
検査結果が出たのでご報告します。

依頼機関:株式会社同位体研究所(横浜市)
検体量:1099g
試料:2011年4月以降漁獲 パプアニューギニア産天然バナナ海老(ブランド:トロピカルドリーム) 殻つき、頭無し
測定装置:CANBERRA GC2020 又は ORTEC GEM20-70
測定容器:2Lマリネリ容器を使用。ただし、検体量が不足する場合、U8型容器にて実施
判定法:厚生労働省「緊急時における食品の放射線測定マニュアル」に準ずるGeγ線スペクトロメーターによる核種測定。(定量下限1Bq/kgにての核種測定)
分析結果:セシウム134 ND(検出なし)【定量下限値 0.9Bq/kg】
     セシウム137 ND(検出なし)【定量下限値 0.8Bq/kg】
*注記 本測定時は、定量下限値の2/3を検出下限とし、定量下限値未満、検出下限値以上の検出がある場合においては、想定時間を延長の上、確定検査を行う。

結果としては検出はありませんでした。
しかし、きっと数値が出たとしても、自分達で許容できる範囲と考えれば
お客様にきちんと数値を伝え販売を続けたと思います。

放射能に限らず、
数値や過程をきちんと公表することが重要なのだと思います。

*お取引業者様へ
今回は自主的に検査に出し、結果が未検出であったのでFAX/メール等でのお知らせは出しません。
検査報告書が必要な際はお手数ですがご連絡お願いします。

パプアニューギニア海産
武藤北斗

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