*好きな日に出勤、欠勤(連絡の必要なし)。
*出勤時間、退勤時間も自由(毎日変動可)。
*休み時間も何時にどれだけとっても自由(4時間以上の連続勤務は禁止)。
こんな働き方のパプアニューギニア海産ですが、実際にパート従業員がどんなふうに出勤・退勤するのか紹介しようと思います。
今日の出勤は16名中13名でした(3名欠勤)。
工場に入る際に、その日の退勤時間をボードに申告します。と同時に体調が良いか、悪いかも申告。悪いからといって、特に何をするわけではないのですが、みんなが優しくなれる気がします。今日は体調悪い人はいないようです。
そして休憩を取らない場合や、イレギュラーな場合は別ボードに申告します。今日は5名のパートさんがイレギュラーな休憩の様です。
かなりバラバラに見えると思いますが、ごく平凡ないつもの感じです。このボードだけでは出勤時間が分かりませんので、タイムカードをみてみんなの出勤時間・退勤時間を見てみましょう。
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Aさん 9:00-13:00 休憩なし
Bさん 9:00-13:00 休憩なし
Cさん 10:00-14:00 11時30分から15分休憩
Dさん 8:30-14:30 11時30分から15分休憩
Eさん 9:00-16:00
Fさん 10:00-16:00 13時から30分休憩
Gさん 10:00-16:30
Hさん 10:00-16:30
Iさん 9:00-16:30
Jさん 9:30-17:00
Kさん 10:00-17:00
Lさん 9:30-17:30
Mさん 9:00-17:00
Lさん 休み
Nさん 休み
Oさん 休み
*休憩時間が書いていない人は通常休憩(12時から45分、13時から15分)
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と、こんな感じです。「バラバラで大変ですね」と言われることもありますが、かえって全員がまとまって帰るほうが最後の掃除の予定が組みにくいです。今のように順番に帰ってくれたほうが、片づけや掃除を順序よく丁寧に行えますので僕たち社員にとっては好都合です。
そもそも自分の生活ではなく、会社の都合にだけ合わせて仕事をしていては「非正規雇用」という勤務形態を選択した人にとって何のメリットもなくなってしまいます。もっと平たく言えば時給なのですから、その人の生活に合わせるのはは当然のことであると今は思っています。
そして会社がそんな体制をきちっと確立できれば、みんな自然と一生懸命働いてくれると思います。自分の生活を大事に考え工夫してくれる会社に対して、無理にさぼろうとしたり、迷惑がかかることをしようとは思わないと思います。僕は人というのは争うものだと思っているし、全く信用していません。だけど、一緒に働く従業員のことは信用しています。
この4年で人件費は下がり、商品の品質も効率も上がっています。会社にとってもプラスであることをぜひ忘れないで頂ければと思います。
‣パプアニューギニア海産の働き方、その考えがまとめられた書籍
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〇書籍「生きる職場」
書評まとめ
〇海老に関して
「海老の背わたと卵を見分け、更に美味しく食べよう」
「片栗粉で揉むなんてやめて!! 軽く水洗いでOKの海老です」
「海老の殻が黒くなったら」
「放射能検査をしながら、岩手の小麦を使用しているわけ」
「えびのサイズ表示と グラム・長さの関係」
「きれいな水産工場その理由とは」
〇働き方に関して
「「好きな日に働く」「嫌いさ作業はやらない」の真意」
「フリースケジュールで初の出勤人数0人」
「ダライラマ法王来日法話にて質問」
「好きな日に働ける会社の売上と人件費の推移」
「離職率と求人広告費の推移」