よく勘違いされます。これだけ働きやすい会社であれば、工場長とパート従業員の仲がよいのではないかと。
実際には特に仲良くはありませんし、悪くもありません。普通です。
でも一緒に食事に行ったり、飲みに行ったり、バーベキューに行ったり、なんてことも一度もありません。というよりもお昼休憩すら、一緒にとったことは一度もありませんし、忘年会も4年ほど前から廃止しました。
パートさんを呼ぶときは「〇〇ちゃん」とかニックネームで呼ぶこともありません。名字に「さん」をつけてよび、誰にでも敬語を使います。
挨拶も声をかけてもらうのを待つのではなくて、僕が先に気づけば自分から「おはようございます」とか挨拶もします。僕が先に帰る時は「お疲れ様でした」と工場に声をかけます。
ちょっとしたこだわりはパートさんの名前を呼ぶ順番です。入社順に呼ぶようにしています。ただ、職歴が長い人が偉いというわけではなく、ただ単にそれが一番不公平感を感じず、分かりやすい気がしたからです。
ある意味、僕はパートさんと仲良くならないように、わざと距離を置くようにしているのかもしれません。リーダーである僕が常に距離をおくことが、働く皆が不公平感を感じず、心地よく働くことに繋がると感じているからです。
僕がパート従業員と必要以上に仲良くなるよりも、みんが気持ちよく働けることの方が重要なのです。それは従業員一人一人のためでもあるし、会社にとっても効率や品質を上げる意味で重要だからです。
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〇書籍「生きる職場」
書評まとめ
〇海老に関して
「海老の背わたと卵を見分け、更に美味しく食べよう」
「片栗粉で揉むなんてやめて!! 軽く水洗いでOKの海老です」
「海老の殻が黒くなったら」
「放射能検査をしながら、岩手の小麦を使用しているわけ」
「えびのサイズ表示と グラム・長さの関係」
「きれいな水産工場その理由とは」
〇働き方に関して
「「好きな日に働く」「嫌いさ作業はやらない」の真意」
「フリースケジュールで初の出勤人数0人」
「ダライラマ法王来日法話にて質問」
「好きな日に働ける会社の売上と人件費の推移」
「離職率と求人広告費の推移」