日にちだけでなく、出退勤の時間も自由にします

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パプアニューギニア海産では好きな日に出勤・欠勤できますが、働く時間は決まっていました。しかし更なる働きやすさと効率の向上を考え、まずは2週間限定で出勤時間も退勤時間も全て自由にします。

工場は9時から5時までやっていますので、好きな時間にきてその日の退社時間をボードに表示するだけ（自分のマグネットをおく）。もちろん理由は聞きませんし、提出書類も電話やメールの連絡もありません。タイムカードで分かりますから。

この2週間僕らには当日欠勤、早退、遅刻などの概念がなくなります。僕らは非正規雇用という働き方を悪とは思っていません。その長所を伸ばしていくのです。それはようするに私生活を充実させることを基本にした仕事というあり方への挑戦です。

更に私たちが薬品や添加物に頼らず、手作りを大事にし、子どもたちに安心して美味しく食べてもらえる「食べもの」を作っている会社であることは大きな意味があると思います。食べものを扱うからこそ、お金や経済だけでなく人や心や生きることに焦点を当てたいのです。

きっとこんな質問が出るでしょう。
15時にきて、16時に帰ったらどうするの？

その時間に働いてもらうだけです。でも可能性としては低いかなと思いますし、僕の感覚からすると「休むよりいいかも」くらいの軽い感じです。週3日来ていた人が週3日＋1時間来たと考えてもよいでしょう。

あとは従業員同士の問題です。この気持ちよい職場をこの自由な職場を維持するために自分がすべきことは何か。それぞれがポジティブに考えるだけです。みんなに自分の生活を大切に考え、周りを気にしないことを何度も何度も話しています。

そして誰もが恐れる「今は何かは分からないけど、問題がおきたらどうするのか」。

その時に考え修正すればよいのです。後戻りしたっていいでしょう。何事もポジティブにとらえ協力する会社の中では問題が見えてきても、それは醜い争いや怪我や大事件になる可能性はかなり低いのです。恐れて一歩を踏み出さないことが一番の問題であり、皆で知恵を出しながら挑戦することは仕事の醍醐味でもあるのです。

とにかくまずやってみます。よく勘違いされますがこれは武藤北斗が一人でやっているのではありません。全従業員でともに力を合わせて自分たちに適した職場環境を作り上げているのです。温かく見守ってください。

＊フリースケジュールではなく、何か違う名前にしようかなと思うのですが思い浮かびません。募集中です。

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