「遅いのは悪いことではない」と考えることで効率と品質があがる

ミーティングや個人面談は就業時間内に行います。よりよい職場環境や作業効率を考えるための大切な仕事と考えています。

私が日ごろ感じていることや、皆からの要望や提案をもとに作業の改善点や職場環境などを話し合います（今日のミーティングは45分、私がほとんど話してしまうのですが・・・）。実際の動きを想定しながら意見交換しますので、提案から少し変化することも重要なポイントと思います。

私の考えの基本である「遅いのは悪いことではない」ということを繰り返し話しています。誰が遅くても早くても、その事実をもとに皆が協力して作業すればいいだけのことです。みんなでベストを尽くす仕事を目指すときに、個人個人のスピードなど小さなことなのです。作業スピードが原因で会社や従業員の関係が悪化するなど、もう経営者失格です。

もしスピード重視で作業計画をたてると、それは人間を機械としてとらえる机上の空論であり、実際の現場では問題がおこり、そこから不正や品質悪化、人間関係のくずれなどが連鎖していくのです。急がば回れとはよく言ったものです。

「遅いのは悪いことではない」と考えた時にはじめてお互いを認め合い、助け合い、効率と品質を最高まで追求できるのです。

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