「どっちでもいい」という指示にも意味がある。

従業員の質問に「どっちでもいい」と返答する時があります。しかしこれは適当に答えているわけではないのです。

えびふらい「Lサイズ」と「２Lサイズ」の原料が同時に出てきて、「どっちを先にやりますか？」と質問がきたとしましょう。

〇Lの方が鮮度が悪かったら、「Lを先にやってください」と返答。
〇２Lの出荷が足りなそうだったら、「２Lサイズをやってください」と返答。
〇Lが少しで、２Lが大量にあったら「Lを先に終わらしてください」と返答。
〇量も鮮度も同じで、私自身もどっちでもいいと思ったら「どっちでもいいです」と返答します。

どっちでもいいのに「Lを先に」と言ってしまうとパートさんがその理由を考えてしまう時があるのです。「あーこの時はどっちでもいいのだ」と正確に理解してもらうことが大切です。

一応言っておくと「どっちでもいいけど、Lサイズ先で」なんてことは言いません。だって、もしかしたらパートさんは２Lサイズを先にやりたいかもしれないでしょ。