返事が面倒

「天然エビ」なら何でも同じと思わないで!!

本物の美味しいエビを食べたい方は
パプアニューギニア海産の船凍天然エビをお試しください。

期待は裏切りません。

*本文は下記点線からです

--------------------------

「好きな日に出勤」「嫌い作業はやってはいけない」など自由な働き方を実践するからこそ、実は細かいルールが無数にあるのがパプアニューギニア海産の特徴でもあります。

全ての基準は従業員同士に争いがおきないか。
はっきりいって作業効率は二の次です。
(しかし、だからこそ効率が上がるのですが)

昨日決まった一見細かなルールはパプアニューギニア海産らしい流れであり、決まり事と思うので記しておこうと思います。

(写真:決まった内容の連絡用ノート内容)


挨拶や作業場の声掛けに対する返事をとても重要と考えています。

挨拶「おはようございます」 ⇒ 返事「おはようございます」
声掛け「冷凍庫行ってきます」 ⇒ 返事「はい」

など、まあ普通のやり取りです。
この単純なやり取りですが昨年末あたりから
微妙な空気を感じるようなことがチラホラありました。

端的に言いますと「声掛けをしすぎる」のです。
理由は簡単で昨年から従業員が9名から16名に増えた、
要するに新人さんが増えたからです。

新人さんは作業の全体を把握しているわけではありませんし
声掛けもどこまでしてよいのか分かりにくい。

更には新人である自分達が迷惑をかけないようにと
とにかくいろんなことを報告してくるのです。

道具を定位置に戻すなんてことは声掛けなど必要ないのに
「〇〇を☓☓に置いておきます」みたいに。

*これも「〇〇がない」みたいにならないように
気を使っているだけなのです

しかし、声掛けをされるとルールに沿って
その都度「はい」と返事をしないといけません。
チリも積もればではないですが、
しなくてもいい返事をし続けるのは結構なストレスです。

ものすごく細かいことのように思えますが
違和感を感じることが毎日続くとやはり争いがおこってしまいます。

実際に全員がストレスかというと実はそんなことはありません。
しかし、その場の空気感や
ある程度の人数がストレスを感じていると思ったら
僕はどんどん面談して意見を聞いて
まずはよいと思える方向へ変更します。

今回は新人さんが無意識に始めてしまったような声掛けを
具体例を出して禁止にしました。
(そのニュアンスも伝え、似たような声掛けをしないようにも注意)

ここで重要なのはハッキリと僕の意思を伝える。
余計な声掛けへの返事は面倒であり「争いのもとになる」ということを。
そしてもちろん悪気はないということも。

誰もが良かれと思ってやったことであれば
変に隠したり気を使いすぎるのではなく
はっきりとした理由を説明し変更する。

これをコソコソやると
悪気はなかったし、どちらかという会社の配慮が足りなかったことが
従業員の不手際と感じられてしまう。

僕らの職場では過度な挨拶、感謝の言葉、
必要以上の声掛けや報告はストレスになるので禁止。

昨日からハッキリとルール化されました。



‣弊社の働き方、その考えがまとめられた書籍「生きる職場」は こちら

‣「生きる職場」書評のまとめは こちら

‣工場長武藤北斗 講演・出店スケジュールは こちら

‣講演、工場見学依頼は こちら

‣働き方のざっとした説明は こちら

‣メディア掲載一覧は こちら

カテゴリー: ■ ブログ(日々のこと), 工場長また語り始めた パーマリンク

コメントは停止中です。