弊社の天然海老に関して放射能のお問い合わせを何度か頂きました。
私が震災前から反原発運動を行っていることもあり、
通常の会社よりは知識があると信頼をいただいております。
しかし、消費者の皆さんが食べ物に心配する気持ちはよく分かります。
現在は海老の放射線測定はしていませんが、
海老の物流の流れを紹介させて頂きます。
現在販売してる天然海老は全てが今年の4月以降に漁獲された
パプアニューギニア産の船凍品です。
パプアニューギニアは日本の真下、オーストラリアの上にあります。
漁獲されるのはニューギニアの南側のケレマという町の近くです。
(インドネシアとパプアニューギニアの国境の近く)
船で漁獲された天然海老は船の上で急速凍結されます。
その後、首都ポートモレスビーで冷凍庫保管し、コンテナ船で1か月かけて日本に運ばれます。
横浜港で荷が上げられ、東京の冷凍庫に保管されます。
震災後は事務所と工場が大阪になりましたので、
トラック(冷凍便)で東京から大阪府茨木市まで運びます。
現在販売してる船凍品ブロックはこの状態のものを販売しています。
一度も解凍していませんので、海老はもちろん一緒に凍らせている水もパプアニューギニアのものです。
真空パック商品はこの船凍品を原料にしています。
東京から運ばれてきた原料を大阪の工場で解凍し、選別、真空パックします。
これが弊社の商品の一連の流れになっています。
福島原発事故の影響は全世界に広がっています。
海外の食品に関してもきちんとした知識をもって取り組んでいきたいと思っています。
今後、必要となりましたら放射能の検査も行いたいと思っています。
ちなみに放射能の空間線量に関しては
私がほぼ毎日計測し、NPO団体のブログに掲載しております。
http://chikyutomo.greenwebs.net/
そして、もちろん弊社は震災以前から脱原発を訴えております。
私個人としては、原発事故がなければ東北での会社の再建もできたと思っております。
本当に原発事故がにくい、そして悔しい気持ちでいっぱいです。
http://pngebi.greenwebs.net/?p=884