「季節の変わりめの雨」と「フリースケジュール」

季節の変わりめ。半袖から長袖に変わり、ちょっと肌寒さを感じ、バイク(自転車)での通勤が微妙だなと思い始めたたころの、朝から雨。

 いやー行きたくない、会社に。寒いし、雨でぬれるのも嫌。

 そんな朝を迎えた大人が今日は多かったのではないかと思います。パプアニューギニア海産ではどうだったでしょうか。

*「好きな日に働く」「嫌いな仕事はやってはいけない」など働き方全般に関してはこちら。新しい取り組み「サポートをしてはいけない」はこちら。著書「生きる職場」noteでの試し読みはこちら

 この文章を書いている11時15分の時点ではパート従業員の出勤は一名。現在の人数(13人以上)になってからで考えると、災害以外で3人以下は初めてかもしれない。

1人

 秋から冬への雨。そんなに寒いわけでもないのに、すごい。

 でも、まあこんな日もあるかもと私は思えるのですが、こんなレアな日に卒論の為に工場見学にきた学生さんがいます。なんという引きの強さ!!

 14時の時点でも変わらずパート従業員一人の状態を見学する学生さん。いろんな意味で貴重すぎるこの場面を写真撮影。私の方がテンションが上がっており申し訳ない。

わたなべさん

 こういうところも、運が悪いと考えるか、逆にレアな場面が見れて幸運だと捉えるか、その人次第ですね。

 肝心の作業については、さすがに一人だと掃除の効率が悪いし、一人の為に全部を洗うのは無駄が多い。でもそれは今日一日だけを見た場合。1週間や1か月と長い目で見ていけば、作業時間や掃除時間は平均化されてくる。

 ならばそんなに問題視することはないし、何より数年に1度起きるか、起きないかのことをクヨクヨ考えたり、そのために働き方を縛る方が無駄が多い、と思う。

 なんてことを話していたら、学生さんの引きの強さなのか、フリースケジュールをまさにフル活用すべく、いつも10時位に出勤するパートさんが2時すぎに出勤(5時退勤)。

ふたり

 お互いの生活や性格を尊重し合い、いかようにも対応できる体制(その気持ち)を目指すと、逆にイレギュラーなことがおこるとテンションが上がります。普通の会社ではストレスになることが、パプアニューギニア海産ではポジティブな気持ちになることさえある。これはすごい強みではないかと今日気づきました。

パプアニューギニア海産・工場長 武藤北斗

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